2026’坊平ヒルクライム

今年のビッグイベントである7月の北海道ライド、8月盆踊りは、雨にやられてしまった。

さすがに3連続の雨イベントは無いだろうし、どうなったってビビらない自信がある。

と思っていたが、台風と共に雨の予報がでてしまった!

店長「もういや。本当にたすけてぃーー!ワラえも~~ん」

2026’坊平ヒルクライム~肉を求めて~

開催日:2026年8月30日(日)

参加者:菅野さん、岩崎さん、但野さん、熊川さん、亮子ちゃん、店長

02:15

起床。早速天気予報を確認するが、相変わらず出発する時間当たりに小雨がチラつくっぽい。

今回の大会は山形県の上山市を舞台とするから前泊じゃなくてもいいだろうと、当日朝出発で話をしていた(菅野さん夫妻は前泊)

また、雨の状況次第では各自出場するか、辞退するかを判断し、辞退を決めたらグループラインで「DNS」を報告する手筈としていた。

02:45

亮子ちゃん「ねぇ。結局どうするの?」

起きてからずっとパソコンとスマホで天気予報と睨めっこする店長。

キーボードでは、なんども【DNS】の文字を打っては消し、打っては消しを続けていた。

店長「ちょっと待って。よしっ決めた!行かない!」

亮子ちゃん「はい、行かないのね」

店長「いや行く!ざざ振りだったらレースは止めて、上山温泉で朝風呂入って帰ってくる!いくよ」

亮子ちゃん「はいはい。」

03:10

ワラガイ一家出発……

が、新地のローソンあたりで防寒着を詰めたリックサックを家に忘れたことに気付く!!!

店長「あ~~!家に戻るよ。もう神様が行くなっていってるのかな」

亮子ちゃん「どっちでも良いんだよ」

店長「……行くよっ」

村田ICから山形へ向かうと、雨がシトシトと降り続ける中真っ黒な雲の中へ。

関沢ICで降りて、ベニバナトンネル手前のローソンで、コーヒーやトイレなど微調整していると若干空は明るくなり小雨に変わってきている。

05:30

熊川さんから蔵王リフト乗り場に到着しているとの連絡が入る。雨天での下山を考慮して頂上に車を停めておく方が良いか?の作戦を相談していての事だが、頂上には誰もおらず霧雨でロードバイクで下山が怖いから車で会場に向かうと連絡が入った。うん、それがいい。レース前に事故っても誰もフォローしてくれないもんね。

05:50

大会会場である【藤庄メディアプラス 蔵王の森工場】に到着。

すでに岩崎さん、但野さんが準備を始めていて受付に並んでいる。

駐車場ではローラー台をだしてアップをしている人たちだらけ。

行くかどうかで悩んでた自分が恥ずかしくなってしまう。

店長「おはよーございます。岩崎さん、但野さん、出場します?」

岩崎さん「もちろんっ!」

但野さん「まぁ、このくらいの天気なら出ようかな~と」

岩崎さんは、半袖短パンのワラガイジャージ姿ですでに臨戦態勢だ。

亮子ちゃん「で、どうするの?出るの?出ないの?」

店長「う~ん。とりあえず受付だけしておこう」

そうこうしてる内に菅野さん、京ちゃん、熊ちゃんが見えた。二人とも「出場する?当たり前だろっ」て感じだし。

06:20

亮子ちゃん「出るなら荷物預けないと…」

店長「出よう!」

でも、最悪を考えて服装は完全雨対策にする。

ワラガイジャージの中に、スパッツ&15℃対応インナー。

上下ともに雨合羽(レインウェアでは無い)を装着。

カッパのフードを被ってその上にヘルメットをかぶる。

グローブはワークマンで購入した完全防水の手袋。

完璧だ。完璧すぎる。

そしていよいよパレードランが始まる。

MTB部門、女子、年代60台⇒10台、チャンピオンの順。

1.5km近くのパレードランが終わりスタート地点に到着する。少しだけ小粒の雨が落ちてきたが完全雨対策の僕からしたら全く問題無い。

周りの半袖短パンの人達は寒くて凍えるんじゃない?と思ったが気温が25度だからそれは無いか。

そして、スタートの合図!

各部門がスタートし、2分、1分などの時間差を置いて出発する。

今回の僕の作戦はこう。

①2kmくらいで亮子ちゃんを追い越しつつ、菅野さんに挨拶をかわし、岩崎さんと合流。

②岩崎さんの前を第一CP(約8km地点)か、給水所(約12km地点)まで引いて、岩崎さんの体力温存させて入賞させる。

③岩崎さんを牽く役目を終えたら亮子ちゃんを待って亮子ちゃんを応援しながらゴール。途中、重い荷物などを亮子ちゃんから受け取る。

そして僕達40代と30代がスタートとなる。直近のレースといえば富士ヒルだったか。最初から突っ込むと後半バテてタイムが出せない。これは同じような難易度と言われてる坊平ヒルクライムも同じだろうか。

でも今回は半分だけ全力で行けばいいから関係無いだろう。最初から9割の力で飛ばしていく。

……2km地点。亮子ちゃんらしき姿は全く見えない。

それよりも暑い!雨合羽の中、フードを被ってのヘルメットで首筋から頭の中まで汗が凄いことになっている。手袋の中も汗だくだく。

……4km地点。それでも亮子ちゃんも菅野さんも岩崎さんも見えない。なんだ、何が起きてるんだ。

暑すぎて喉がカラカラだ。さっきホワイトロックとかいう15%区間でダンシングしようとしたら左の脹脛が攣りそうになった。やばい、やばい。

但野さんにファイトって応援されつつ追い抜かれていく。

……6km地点。やっと亮子ちゃんを見つけた!そのすぐ後ろに菅野さんもいる。

もう誰かを牽くとか、亮子ちゃんのフォローをするとかいう次元じゃない。これ、、僕がゴールできるかどうかって感じじゃね?

店長「やっと追いついた。頑張ろうっ」

亮子ちゃんを応援する振りして自分を鼓舞する。第一CPで足を着いてヘルメットを脱ぎカッパのフードを外す。防水グローブも脱ぎ、ボトルを口にすると止まらない。一気に半分近くを飲み切る。

店長「亮子ちゃん、大丈夫か?脱ぐか?」

亮子ちゃん「暑い!口がカピカピだ。フードを取る」

などとしてると、菅野さん、熊川さんが追い抜いて行った。

亮子ちゃんに声を掛けて再出発をする。涼しい。もう雨合羽なんて脱いで捨てて走りたい。

亮子ちゃんも淡々とついてきて、ここまでで時速11.9kmアベレージ。このままなら2時間切りでゴールできるか!

と思っていたが、今度は腰が痛くなってきた。さらには右足の脹脛もピクピクしている。

ドリンクを飲みたい。ボトルを指して走ってるんだから飲もうと思えば飲める。

でも亮子ちゃんは片手運転が怖いから走りながらドリンクを飲むことが出来ない。僕だけが楽をするわけには行かない。給水所に着いたら、しっかりと飲もう。

しかし、ここから給水所まで残り約3kmくらい。ずっと登ってるので3kmが遠い。気が遠くなって来たその時、やっと給水所が見えてきた。

ポカリスエットを受け取り一気に飲み干す。全然足りない。

店長「すいません。もう1杯、いやもう2杯ください」

スタッフ「はいよ~。ボトルにも補給する?」

店長「いや、イラナイ……。やっぱり満タン補給してください」

今年の僕は何が起きてるんだ。ヒルクライムでドリンクは不要派。宮城蔵王でも富士ヒルでも一口分だけしかもっていかなかったり、そもそもで飲まなかったりだったのに、どれだけ飲むんだよってくらい飲んだ。

追いついてきた亮子ちゃんもしっかりとドリンク補給している。

店長「大丈夫か?少し休むか?」

亮子ちゃん「大丈夫!ここまで来たんだから頑張る!」

すごい。この気持ちの強さは尊敬する。たぶん僕の中では「うん、少し休む」という言葉を期待していたのだろうか。弱気な自分に鞭をいれて

店長「よし残り10km。頑張るぞ!」

この給水所でのドリンク休憩のせいで平均時速が10.9kmにまで落ちてしまった。このままだと2時間切りは厳しいだろう。それでも事前の下見では若干勾配が緩くなるはずだから、頑張り次第では巻き返せるか?亮子ちゃんをバックミラーで捉えれる位置を意識しつつ、走っていると7%近くになると離れていくが5%くらいになると一気に追いついてくる。

残り5kmの看板が見えてきた。

腰が痛い、両方の脹脛がピクピクしてる、濃いガスで5m先が見えない。

バックミラーで亮子ちゃんの影がかろうじて見えるくだいだ。

亮子ちゃん「何も見えなーい」

店長「もうちょっとだ、がんばれ~」

でも、この5kmが長かった。

何度も神様に祈った。≪どうか早くレースを終わらせてください。早く下山して温泉入って家に帰って寝させてください≫

この祈りを100回近くお願いしたあたりだろうか、ついに 残り1kmの看板が見えてきた。

店長「もうゴールだよ、がんばれ!」

亮子ちゃんとの同時ゴールを考えていたが、なんか余力が無い。

ペースを調整していたが、なし崩しのままゴール!

ゴールのセンサーを越えて10m先の右側の退避スペースで、自転車から降りて亮子ちゃんを鼓舞しながら待っていたら、すぐ亮子ちゃんの姿が霧の中から現れてゴール!と思ったらそのまま通りすぎてゴール会場の中に消えていった。

ゴール会場となる蔵王リフト乗り場も、濃いガスが辺り一面にあり10m先が見えない。チップを外し、暖かいコーヒー(ゴールのモテナシ。旨かった~)を飲んで、トイレで着替える。

菅野さん、岩崎さん、但野さん、熊川さん達がニコヤカに談笑していた。ヒルクライムレース後のこの穏やかな空気感はやっぱり堪らないね。

下山は濃いガスと小雨が怖いので、但野さん、熊川さん、亮子ちゃん、店長はバスで。岩崎さん、菅野さんは面倒そうだから自分で下山するとロードバイクで降りてった(事務局の下山指示にあわせて)

大会会場では、カレーライスの良い匂いが漂い始め、無料マッサージも準備されていた。

このカレーライスが旨い!肉がホロホロで旨すぎる!

そして表彰式。

岩崎さんは4位!で表彰式へ。すげー!!

亮子ちゃんは3位!すげーー!!

3位までは商品に山形牛が貰えるんだって(後日発送とか)

一通り閉会式を満喫したら、温泉に行こう。当初の予定ではジンギスカンシローと考えていたが、人気店で1時間待ちとか嫌だから共同浴場に行って、道の駅に寄って帰ろることにした。

下大湯共同浴場へ。大人150円という安さ! これに髪を洗う人は洗髪札を100円追加で札を貰う。

なにこれ~。千と千尋っぽい事が今でも普通に行われてるのが素敵すぎる

ぬるい浴槽と、熱い浴槽の二つありどっちも満喫。

蔵王道の駅で立ち寄り、打ち上げ用の日本酒を買って一旦解散。

18:15

打ち上げ 菅野夫妻、熊川さん、菊地家夫妻、ワラガイ家4名の9名で開催となり無事に坊平ヒルクライムの全過程が終了となりました。

ヒルクライムレースは最後かな~と思ったけど、坊平HCも出てみると面白い!

賞品の肉の量次第では来年もかな!