===ここから第二章です=====
==第一章は読みおわりましたか?===
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第二章『ツールドワラガイ』
おっと、その前に今回のイベント説明を。
東日本大震災後から海岸沿いの道路は寸断・破壊されて、走れる道を探してサイクリングしているうちに、いつの間にかヒルクライム系サイクリングクラブとなった相馬ワラガイRC。
蔵王ヒルクライムに2回出場してるから宮城県側から名峰【蔵王】は制覇しているが、福島県に住んでいて吾妻小富士を見ていないとは勿体無いのでは!!
ということで、
相馬市から福島市のあづま陸上競技場まで車で移動し、常磐東スカイラインを高湯方面(北川ルート)から休憩箇所を多めに一周するのが今年の夏のイベント。
さて話は元に戻り、
あづま陸上競技場の駐車場を出発した一行。
道に迷って駐車場まで辿りついた店長に現在位置の感覚などあろうはずもなく、
開始0分にて
店長「ヤマさ~ん、、ここがどこなのかわかりません。どっちいけばいいんですか?」
メンバー全員「!! もうかよ!」
店長「めんぼくない」
車でドライブした記憶が無い(25年以上は通ったことない)ルートの為、いつもより多めにGoogleマップにて下調べをしたがスーパーナビゲーションシステムこと《ヤマさん》がいるから大丈夫と油断してたのが不味かった。
もし、ヤマさんが来れなくなってたら全員で遭難だ(笑)
そんなこんなで無事70号線に辿りつき、常磐吾妻スカイラインルートに突入する。
お土産屋さんを横目に登り坂が始まりだすのだが、
久しぶりのサイクリングということもあり気分が高揚しまくりでペースが上がる。
最初の休憩ポイントでサル軍団がガードレールから睨みをきかせてくるが、こっちは酸欠で目がチカチカしてそれどころじゃない。
開始5km地点で高山病発症なのか!
登りたくてウズウズしてる小野キュンとスギハチさんを抑えつつ第一の難関といわれる高湯の料金所を目指していると無散水消雪道路区間手前で、
カトピリさん「店長!ストーップ。秋山さんパンク~」
店長「は~い^^ お任せあれ~」
この地点では携帯電波が微妙でサポートカーに連絡がとれず携帯ポンプで修理しようとしてると、
小野キュン「僕がサポートカー呼んでくるよ」
満面の笑みを浮かべ嬉々としてサポートカーを呼びに物凄い加速で登り出す!
ようやく料金所にたどりつき3度目の休憩。
この日は晴れてはいるが「暑い!」というわけではなく、たまにミストシャワーのような小雨が降ってくる奇妙な天気。
これが何度目のつづら折りなのか、、、
ボディブローの用に内臓が悲鳴をあげ始める。
絶景ポイント毎に小休憩をはさみつつも進軍を続ける相馬ワラガイRC、浄土平の赤茶けた大地が見え出し、その時は来たのです。
店長「んじゃ、ここからレストハウスまで全力でやっちゃってくださ~い」
スギハチさん「ひゃっほー」
鬼軍曹「おらおら!&$#%#!!”!」
この歳になって初めて知りました。
浄土平という土地がサイクリストにとってあんなに心躍る場所だったことを。
火山ガスが発生してる為「止まると危険」の看板がそこらじゅうに立っており、ガードレースなどの金属類はいたるところは火山ガスのせいで錆びだらけという視覚的にも嗅覚的にも死と隣り合わせであることを物語っている。
そしてレストハウス前の最後の坂が顔を覗かせる。
まさにツールドフランスの山岳コースを1/100にしたかのようなコース。
山の神は女性神といわれている。
男性ホルモン(フェロモン)満載の我々16名が吾妻小富士という女性神様を虜にするには十分な理由はあり、魅了し魅了された相思相愛の関係となってしまったのであった。
そしてこの時はまだ、
吾妻小富士が全力で我々の下山を拒むことになるとは誰が想像できたであろうか。
つづく























