[振り返り]第0回相馬復興サイクリング

第0回相馬復興サイクリング実行委員会は全ての役目を終えて無事に解散となり事務局長の任も降りましたので、来年の準備の前に自転車屋のオヤジ目線から今までを振り返りたいと思います。
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2011年の東日本大震災で屋外にでて活動しない方が良いという噂が流れてた真っ只中。
「そんな事言ったって自転車の修理で困ってる人がいるんだから覚悟を決めよう」と親父と二人でパンク修理に勤しんでいた。

実際には相馬市は放射能はほとんど流れてきてないということでサイクリングを開始。
場所によってはガイガーカウンターをピーピーならしながら走ったり。

2012年3月31日の常磐自動車道開通前に高速道路内を相馬IC~南相馬ICまでのプレイベントを企画実施。

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2014年11月の常磐道全線開通前に浪江ICから山元ICまでの5区間のプレイベントを企画実施。

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ここまでは高速道路内をサイクリングできるということで「簡単に人は集まるであろう」と気にしていなかったが、相馬市でサイクリングイベントをする際にはどうすべきかが見えていなかった。

そう、那須高原ロングライドに出会うまでは。
2015年に相馬市PR活動として那須高原ロングライドに出場し、エイドステーションの多さとモテナシの凄さに唖然。

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エイドステーションが心地よくて気づくと時間切れで100kmを完走することが出来なかったという強烈なインパクト。

相馬市でもやらなくてはと決意!ただ、いつにしようか、どうやろうか、どうやって運営しようか・・・

そして
2016年ツールドイワキのサポートライダーで参加させていただき、サイクリングだからこそ町の息遣いが感じられる雰囲気が物凄く心地よくて、市外の人に相馬市を感じてもらいたいと感情が爆発する。

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タイミング良く来年(2018年)には、相馬市で一番美しい景色である大洲海岸(個人的です)が復活するというのだから、サイクリングイベントを実施するならタイミングはここしかない。

でも、一般道を使ったイベントなど実施したこともなくよくわからない。
まずは急いで今年中にプレイベントを実施して勉強しておこう!!

そして今年2017年2月26日 第0回相馬復興サイクリング実行委員会が立上げ会議。

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集まったのは私をいれて6名。年度末で忙しいからと連絡を受けてはいたものの6名という人数はやはり厳しいものもあり集まってくれた6名の中からも「無理かもな・・・」と声が漏れたりしていた。

それでも少しづつ会議の参加者も増え続け、
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大会会場の確保、駐車場の確保、一般道路を使用する手続き等々の調整が始まった。

我々で一番の問題となっていたエイドステーション、大会本部の炊き出しの問題もあり
「今回はプレイベントだからエイド無くてもいいんじゃない!」
「参加者も10名くらいしか集まらなかったりして!なっはっはぁ~」

などと会議が進んでいくうちに相馬双葉漁業協同組合の丸山さん、松川浦観光振興グループの管野さん、そうま食べる通信の小幡さんが「相馬の為だったら手伝ってやるよ!」と、非常に心強い言葉を頂くことになった。

10名くらいだろうと予想していた参加者も1週間で募集定員の100名が埋まることでスタッフの情熱も増してくる。

しかもエントリーしていただた方々から非常に情熱的なメールを全員で読みまわしてる内に会議にも熱が入るようになり「多くの参加者が集まるんだから、相馬市を綺麗にしよう!」と杉岡さん、吉田さんの号令とともにトラック4台分のゴミを拾ったり。

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としていよいよイベント1週間前。

店長「キァーー、YAHOO天気で雨になってるぅ」

高橋さん「まだ変わるから大丈夫じゃない」

1日後
店長「ひょーーーーう!今度は曇りになった!」

嫁様「土曜日、月曜日がまだ雨で挟まれてるからヌカヨロコビしないの」

・・・・二転三転する天気に翻弄されながらも、

イベント前日
店長「晴れだっ!晴れる!大きなプレイベントで初めて晴れる」

高ぶる気持ちを解き放ちながら大会会場の準備や前日イベント、ボランティアスタッフへ作業を伝えていく。

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そしてイベント当日(早朝1時30分)

・・・目が覚めた。集合が5時30分だからいくらなんでも早すぎる。
何度布団の中で目を瞑っても瞼の裏では数時間後に始まるであろうイベントの風景が流れ出してくる。
スタートは上手くいくかな・・・
交差点の誘導は大丈夫かな・・・
事故起きないといいな・・・
あっ、給水所の準備って!?、あっ、終わってたな・・・・
ふぅぅぅううう・・

嫁様「ちょっと、頼むからソワソワしてないで寝てちょうだい。私も寝不足で明日手伝えなくなるよ」

店長「わかった。あと2回トイレいったら寝るから」

・・・・

早朝3時30分 
ワラガイ店長 完全覚醒モード突入。

覚醒店長「おはよう!起きた。もう全く眠くない。大会会場に準備しに行ってくる。」

早朝4時00分 
イベント用の備品を車いっぱいに積み込んで松川浦環境公園へ。
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6月の朝4時は既に明るく薄明かりの中でも今日は快晴であることがはっきりとわかる。
静まり返った公園の中を一人で歩きならが松川浦を眺め、早朝特有の澄んだ空気を吸い込み覚悟を決める。

早朝4時45分 
一度家に戻りアシスト自転車に乗り換えてセブンイレブンでオニギリを食べてコーヒーを飲もうとしてたら千尋さんがやってきた。

千尋さん「店長、早いですね~」

覚醒店長「全然寝れなくて。それよりも千尋さんだって予定の集合時間より45分前ですよ」

千尋さん「私も寝れなくなったから来ちゃいました」

5時30分
全スタッフが集まり差し入れのリポビタンDWを飲み円陣(ワラガイキャッツ)を組む。

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6時00分
少しづつ参加者の姿も見え出してくる。大部分のスタッフは一緒に常磐道プレイベントを乗り越えてきた仲間達であり予想以上に各自で対応してもらえてるので常磐道の時のようなアタフタしないで準備が進んでいく。

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那須高原ロングライド実行委員の三森様から「会長からの激励文」、「今まで実施してきた参加景品」を提供いただく。
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※ありがとうございました!来年から景品の参考に使わせていただきます

他にも関東から百哩大王様など団体でエントリーしていただいて、まだプレイベントであるにも関わらず大勢で相馬市に来てくださった参加者を見て目が潤んでいる鈴木一弘実行委員長。

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開会式も手短に終わらせいよいよスタート。
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大会会場付近の道が狭いため本イベント最大の難所と認識していたのでハラハラ具合もピークとなっていく。

7時30分
店長「スタート10秒前、3、2、1、スタート。いってらっしゃ~~い」

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約25名が1グループとして、4回に分けてのスタートとなり全員が出払うと今度は完走証やアンケート、炊き出しの準備にはいる。
とは言っても帰ってくるのは早くても4時間後。

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暇と言うことは運営が上手くいってるという証拠。
若干、風は強いが暖かい日差しが心地よく朝早い準備で眠くなる。

本部に残っている杉岡さん、鈴木会長、丸山さんなどと「暇だねぇ~」と、時折誘導スタッフから最終走者通過の連絡が来るくらいの中、でコーヒーをススったり、お茶をススったり。ベンチに寝転んでみたり。

そんな僕たちを余所に、参加者達と並走スタッフは雄大な松川浦大橋を渡ったり第一エイドステーションで「どんこ肝つみれ汁」を食べて楽しんでたりと・・・
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フレスコキクチ様に提供いただいたバナナ。100本かと思ってたら100房!凄すぎる。

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どんこ肝つみれ汁

いや、いいんだけどね。お茶飲んでたから。
全然気にしてないからツミレが[ふわっふわ]だったとかいう感想を聞いても羨ましくないから。
お茶飲んでたから。

10時00分
松川浦観光振興グループの方たちが集まりだして、炊き出しの準備が始まっていく。

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さすがの手際のよさで、「松川浦薫るあさり御飯」、「松川浦薫る海苔汁」が完成していく。

そして10時50分
予定より10分程早く先頭集団がゴール。
最後尾のスタッフからも遅れてる参加者はなく若干早めにエイドステーションを出発したとの連絡も入ってくる。

鈴木会長「首尾はどうかね」

店長「すべて我々のシナリオ通りだ」

碇司令ゴッコをしながら参加者を出迎える。
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そしていよいよ大会本部の居残り組みの仕事が始まる。
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参加者にアンケートを書いてもらい、完走証、相馬市のPR冊子、福島民報様からの御土産などを配り、
アサリ御飯、海苔汁を渡す。

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海苔汁の美味しそうな匂いが漂ってきて真っ先に食べたい衝動に襲われる。
一通り参加者にいきわたったら今度はスタッフ分。

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僕達だって人間だからお腹は減るし、美味しいものには弱いのさ。
本当ならこのタイミングで閉会式を始めるのであろうけどお腹が空きすぎてスタッフ達も全員で昼食開始。
食事も早々にして閉会式。
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自分達も他のイベントに参加しても閉会式まで参加してることは少なく、
今回のイベントも閉会式まで出席していただける参加者は少ないが、
事故無く無事にプレイベントが終了した高揚感が物凄く大団円で終えることとなりました。
ようやくここまで辿りついた。

いよいよ来年に第一回目開催となります。
ただ距離を走れる、ただ勾配があるというコース設定ではなく、
私が走っていたいと思う自信のあるコースをお届けしていきたいと思います!
※まだ実行委員でもないので断言しちゃうと問題があるのですが^^;

来年、本気を出した相馬復興サイクリングには是非とも御参加ください!!

・・

・・・
あれっ、総集編しちゃったけど俺死んじゃうのかな?

おっと、
打上げで一緒に酒を飲んだ相棒をにも感謝!
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