霊山。
相馬市から伊達市へ抜けるには必ず通らなければならない日本有数の霊場であり、
過酷な自然環境もまた霊山が厳かな空間であるということを演出している。
そんな霊山の中心部には、
霊験あらたかな霊山神社が鎮座しており明日を目指すサイクリスト達に祝福と裁きを与えてくれている。
勾配21%を完全に登りきった者だけ購入できる御守りがあるという。
そう。
今回のロングライドは、《甘味大爆食》という甘いネーミングに誘われた者たちを一網打尽に鍛えなおすという物であったのだ。
彼らは一体どうなってしまったのか・・・
無事に相馬市に戻ることは可能なのか・・・
ワラガイサイクリングの旅が今年も始まるのであった。
※本ブログは半フィクションであり適当感満載にておおくりいたします。
メンバー一覧
・スギハチさん ・・・坂道が大好き。峠が大好物。俺を峠へ連れてけ!
・カトピリさん ・・・ワラガイRCの風紀委員。STOPお下品!
・秋山さん ・・・コンパクトクランクとなり登りが軽やかに。
・洋史さん ・・・多趣味であり最年少ながら人生を楽しんでる感がすごい。
・小野さん ・・・店長の宿敵。とても優しい小さいおっさん。
・伊藤チャンプ ・・・裏筆甫ヒルクライムレース東アジア大会チャンピオン。
・橋浦さん ・・・サドルに一匹の蛇を宿し、お前ら全員食いちぎってやる。
・村上さん ・・・昨年末にパパに。休日のパパはちょっと違うぜ。
・飯土井さん ・・・体の準備は整った。次はどこの峠にいく?
・鬼軍曹 ・・・俺が休憩してる間はスクワットでもしとけ!
・菊地さん ・・・毎朝出社前サイクリングが始まる。お前ら覚悟しとけ。
・青木さん ・・・週末400kmが日常。まず俺を越えてから語ってくれ。
・柿平さん ・・・初ワラガイロングライド。霊山神社リベンジしてくる。
・館内さん ・・・初ワラガイロングライド。初の100km達成。
・ザワザワさん ・・・途中合流。愛を届けるポストマン。高橋さんにだけ猛毒注意。
・明星さん ・・・途中合流。困った時には「明星マスク」と叫んでくれ。
そして店長の総勢17名。
第1章 相馬大脱出
4月27日(日)。
それは相馬市民一斉空き缶拾いの日。
そして「春だ一番!ワラガイ祭り」の日でもある。
半年前から計画を練ってきたワラガイ祭りを中止にするわけにはいかず、
ただ空き缶拾いをサボるというのも あれなもので、
《前日に空き缶を拾う+当日は嫁様に依頼する》
という投げっ放しジャーマンに近い荒技を決断。
そうは言っても、他の住民の方からしたら前日に空き缶を拾ってるかなんてわかるはずもなく自転車で遊びにいきやがった!と後ろ指は確実である。
という理由から誰にも気づかれずに行動をすることに決定。
当初予定より10分早い5時10分集合・20分出発とするのである。
6時から空き缶拾いとなっているので
5時40分に市街地を脱出できれば住民と遭遇することは無いだろうとの計算。
そして5時。小声で登場するのはスギハチさん。
スギハチさん「おはよぉぉ~ござぁいまぁ~す」
それに続いて続々と集まりだす。
全員 前日までに近所の空き缶拾いを済ませているとはいえ
近隣住民の反感をかわないよう気配を消しさっているのには感動を覚える。
店内にて簡単なルートの説明・注意事項を話し、
梅丹本舗からの試供品であるサイクルチャージと2RUNを参加者に配り
いざ しゅっぱ~~つ。
ここからは誰にも姿を見られず、悟られずに行動しなくてはならない。
決して見られてはいけないのだ!!!
が、・・・
程なくして。
おばちゃん軍団「おはよ~」
おじちゃん軍団「はえ~な~、どこいぐのぉ~」
・・・出発して大して走ってもいないのに大勢に目撃されてしまってる
ワラガイ一行「・・・おはよーございますぅぅ。ちょっとそこまで・・」
・・・空き缶拾い始めるの早すぎるよ。空き缶拾い開始30分前だから安心してたのに・・・
罪悪感と住民達のものすごいプレッシャーを背にうけながら突き進むワラガイ一行様。
僕達も昨日空き缶ひろったからね、拾ったんだよ~、拾ったんだってばぁぁぁ~





