杉目さんのRMZでメンテナンスパッケージ参の御依頼をいただきました。
地球上で最も尊いロードバイクのRMZ。
杉目さんのポジション、体力にあわせて硬さや寸法が調整された杉目さんの為だけに生まれてきた一台。
納車後約2年となりフルメンテナンス。
カーボンラグが良い!
外出しのワイヤーが良い!!
奇を衒う必要も無く、ただただ「素晴らしい」と言葉がこぼれてしまうフレームなのです。

ステム、BBなど少しずつ産まれたままの体に戻していく。
この時点で「父ちゃん、おいらここの家に可愛がってもらってるんだ」と声が聞こえてくるくらい
素晴らしく綺麗な状態となっている。

ただ2年間という月日はグリス、ベアリングなどが思春期に突入する時期でもある為、若干の穢れを身に纏いだす。

それでも早い対応なのでコギャル程度で済んでおり山姥までには達してない状況。

武田鉄也先生の「人」を説くだけでこの通りの綺麗なTANGEの心を取り戻しました。

ディレイラーハンガーの歪みは心の歪み。
歪んでるバイクが世の中に溢れてる中であっても我が子だけは真っ直ぐでいて欲しい。

一通りのチェックを済ませ眺めてるとガラスの鎧をしてるだけあって輝きが違うのが一目でわかる。
コーヒーを飲みながら眺めてると、なんとなくガラスの盾をしちゃったりもする。

パッケージに組み込まれてるイノテック105にてチェーンのリンク内部に染み渡るようにシェイクしながら既存の汚れも洗い出す。

実は一番厄介なチェーン清掃とスプロケット清掃。
なんだかんだと2時間くらいは時間を使って丁寧に綺麗に仕上げてます。

次はホイールメンテナンス。
リムの振れ取り確認を行い、ハブのオーバーホールへ。

シール性能も抜群ではありますが、やはり使用してる内にグリスは黒っぽくなってくる。
後は玉当たりの調整。
ここも作業者のセンスで変わる部分であり世界最高のママチャリホイール製作者のプライドとして玉当たりのガタがでるギリギリを見極める。初期設定よりも1.2倍は性能アップしてると自信があります!

BBはBB-R9100へ。
正直、SM-BB9000との違いなどわからないのですが、現在シマノが出してる最高性能というだけで安心なパーツ。

アウタワイヤーの色を黒で統一、バーテープもフィジークの黒にして生まれ変わったANCHOR RMZ。
かっこええ。これ欲しい。
もうちょっと小遣いがたまったらこれに乗ります!!
