16周年記念サイクリング~第3章~

===ここから第3章です=====
==第2章は読みおわりましたか?===

店長「死ぬかと思った―。本当にやべ~よ」

高橋さん「店長どこかでクタバッテルかと思ったよ。来ないんだもん」

みんなに置いてかれた店長だったが、なんとか小国の道の駅で全員集合。

下り基調とはいえトンネルが9カ所もある約26kmの距離を時速32km近くで80分も走行で疲労困憊がピーク。

店長「だいぶ予定時間に戻ってきましたよ。でもゆっくり休ませてください。疲れた~」

先に到着したメンバーは先に注文してくれてた。
誰も待ってくれなかったよ というのを涙ながらに話してると、続々とクレープが出来上がってきた。

クレープを手に取るオジサン達の瞳はハート型にキラキラしている。
乙女だ。

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岩 崎子ちゃん「やだーん、これおいしぃいー。シャインマスカット乗ってるの~。これで生クリーム少な目よ」
熊 川子ちゃん「アイス入れちゃったのぉ~ん。これで普通の大きさぁあ」
店 長子ちゃん「あだし、マロン。マロンクレープ」
高 橋子ちゃん「やだぁ、普通のにしちゃった。わたし普通のにしちゃった」
親 ビン子ちゃん「おいしゅうございます。おいしゅうございます。」
橋子ちゃんは、やや内股気味に椅子に座って食べちゃってる。

そんな中、漢、渡部は山脈のようなクレープを受け取る。
渡 部どん「メガ生クリームっす」

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1/3を食べたあたりで胃もたれしてきた。
店長「うぷっ、ちょっと頑張り過ぎて飯豊の芋煮汁が・・・高橋さん、マロンクレープの残り食べますか」

高橋さん「ん?もう食べないの?勿体ない。じゃ貰いますよ」
クレープ休憩を満喫したので、だいぶ疲れも取れてきた。

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ここから共同浴場までは20kmちょっと。トンネルが5つ残ってるのが気になるが
小国に入ってから若干交通量が減った気がする。

2024年10月5日(土)13時20分
店長「次は関川村の雲母温泉だ!さっきと同じ順番でスタートしましょう。高橋さん連れションいきましょう。交換で自転車見張りで」

トイレを済ませて、若松・渡部ペアの出発を確認しようとすると、渡部さんがトイレに行くとのこと。

むむむっ!これはチャンス。

店長「高橋さぁ~ん、どうせ俺また置いてかれるから若松さんと先に出発します。渡部君の事待ってやっててください。おやび~~ん、先に行きましょ~。」

しまった!若松さんの前を走ってしまった。トンネルで迷惑かけるから普通の道になったら引き離そう。
当初の趣旨とかけ離れてきたが交通量も減ってきたし、途中片側通行の交通規制があって長い待機時間がある為、追い越してくる車が纏まってくるようになり空白の時間もできた。

こうなれば僕のターンだ。後ろから車が来たら20台ほど通過したら当分来ないので、トンネルもヒャッハーできる。
しかもずっと下りだ。

2024年10月5日(土)14時40分
高橋さん、渡部さんに追いつかれることもなく雲母温泉に到着。

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値上げ値上げのニュースの中、一人100円で入浴できるって素敵!
入り口にある豆自動車に入れる投入口に100円入れると≪ビィィイイイイ≫と大音量が鳴り響く

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湯の華というと白っぽいのしか知らなかったが、ここは茶褐色だ。

岩崎さん「ここ黄色っぽいのが浮かんでるね」


若松さん「湯の華って白じゃないの?」

・・・・

岩崎さん「あっ、温泉が湧きだしてるところから黄色いのが出てるからきっとこれだ。泉質の何かなんですね。きっと」
ちょっとだけドキドキした。

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次はいよいよ日本海。はまなすの丘を目指す。

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店長「ここからは、土手沿いを走ります。あと数kmだけど気を抜かずにいきましょ~。しゅぱ~つ」

メンバー「お~!!」
2024年10月5日(土)15時10分
とうとう辿り着いた。

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日本海だ。
昔、伊藤さんが朝日見て夕日見るって日本横断されてたけど、まさか僕にも出来る日が来るとは思わなかった。
しかもワラガイイベントとして誰一人取り残すことなく全員でゴールできるというのは感動が押し寄せてくる。

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飯土井さん「店長、あの奥、ずっと向こうが佐渡島だよ」

店長「おお~~!!佐渡かぁ~」

全員で喜びを分かち合ったら、今度は大切なミッションだ。
日本海に【太平洋の海水】を撒かなくては。

店長「時間もおしてるし、さっさと海に行きましょう」

草むらの所で、靴を脱いで砂浜を歩いて海を目指す。

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砂浜を素足で歩いたのは何年ぶりだろう。
波打ち際まで来ると笑みがこぼれだす。

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今にでも砂浜を走りだしたい衝動にかられるが、近くに学生らしき人達もいるし、もうすぐ50歳になるし、ここは我慢どころか。

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若松さん、高橋さん、店長と同時に太平洋の海水をまく。
得も言われぬ高揚感が背筋を通り抜ける。

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そのまま日本海の海水を確保。
もうすぐだ。もうすぐ地球を救うことができる。
2024年10月5日(土)16時00分
砂浜でワチャワチャしてたら時間がたっぷりと過ぎていた。

店長「この後、乙饅頭を予定してるんですけどどうしますか?宿までの通り道だから寄れなくはないです。時間は過ぎてるけど目的は達成してるし」

高橋さん「せっかく来てるんですし、どうせだから寄っていきましょう」

店長「良かった。その言葉待ってました!みんなぁ~高橋さんがどうしても行きたいって~。ちょっと宿に遅れるって連絡しますね」

乙饅頭屋さんは、はまなすの丘から5kmくらいだろうか。
田んぼ道など交通量がほぼ無い道を通っていくと住宅街が見えてきた。
お~、グーグルマップで下調べしてた景色どおりだ。

店長「あった!饅頭屋さんあったよ」

早速店内に入り乙饅頭を見る。亮子ちゃんが食べてみたいから日持ちするなら買ってきてと言ってた。

店長「すいませ~ん。どのくらい日持ちしますか?」

スタッフ「日持ちしないんですよ。その日のうちに食べてほしくて。持っても明日までかな」

むむむ、明日までだと厳しいか。

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どうしようと悩んでいたら若松さんが1袋(10個入り?)を購入している。

店長「ギリギリ明日までらしいですよ?大丈夫ですか」

若松さん「ここでみんなで食べようと思って」

なんて優しい人なんだ。そこに気が回らないなんて、僕のバカバカバカ。

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店内を見てると、乙饅頭が出来上がったようだ。
というのも直前まで蒸してるようで ホカホカの饅頭だ。

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アンマンを小さくして、周りの生地を超旨くした感じ。もちろん中の餡子も旨い。
やっぱり旅してると、その土地で長年愛されてる物を食べる事が出来るって最高。

高橋さん「店長、今日のやりたいことは全部終わりましたか?」

店長「もう大満足です。疲れたから早く宿に行きましょう。輪行袋に入れる作業も待ってるし。しゅっぱ~つ」

ここから更に5~6kmくりで到着するはず。
途中、走行距離も無事に200kmを超えてついに本日の宿【いずみや旅館】に到着だ。

店長「んじゃ、ちょっと宿に入って挨拶とチェックインしてきますね~。輪行袋に入れて準備開始してくだ・・」

女将さん「おつかれさまでした~。大変だったでしょ~」

玄関から颯爽と女将さん登場。

店長「あっ、相馬市サイクリング協会の今野です。今日はお世話になります」

女将さん「疲れてる中で申し訳ないんだけど一旦裏手に回ってもらえますか?駐車場を準備しておいたから気に入ればそのまま使ってください」

?ん どういうことだろう。とりあえず指示に従って行ってみるか。
大通りの玄関ではなく裏手の玄関に回ってみると4台分の駐車スペースがあった。

女将さん「輪行袋に入れて部屋でも良いんですけど、そこの駐車スペース自由に使っていいですから。今野さんの自由に判断してください」

ロードバイクを青空駐車場に放置というのは怖くて無理だったけど、
納屋の奥まったところに置けるのであれば話は別だ。

店長「どうしますか?俺はもう疲れたのでこのまま置きます。岩崎さんと若松さんはサポートカーの中に入れてもらうとして他の人は?」

熊川さん、渡部さん、高橋さん「私もこのままにしますよ。」

それぞれ持ってきたワイヤー錠を複数台で絡めながらロック。よっしゃ~!
佐渡に続き、今回も輪行袋作業無しで宿に入れる~。
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早速チェックインを行い部屋確認をする。

すると、いずみや旅館様の御好意で1人1部屋準備してくれてる!
富士ヒルの時のようにイビキで寝れないって事が無い。
一緒の部屋の相方の足が臭かったらどうしようって心配も無い。

2024年10月5日(土)17時00分
荷物を置いたらすぐに近くの酒屋さんへ今晩の日本酒会のお酒を買いに出発~。
の前に玄関に設置されてる自動販売機にビールが売ってるじゃないか!

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へへへっ、ビール飲みながら酒屋さんに行くってのも乙じゃないか。

歩いていくとグーグルマップで調査したとおり、総菜屋さんがあった。

店長「あった!ここだ。ちょっとレバカツ買ってきます」

残念ながら揚げたてではないが、分厚くて大きいレバカツが120円。すげぇ~よ。旨いよ。

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そして1分もかからず松田酒店さんに到着。
やばいやばい。まだビールとレバカツが残ってる。
先にみんなに入ってもらって選んでてもらおう。

外のガラス窓からオジサン達を見学しながらビールとレバカツを食べ続ける。
まぁまぁ怪しいな。レーパンジャージ姿だし。

宿に戻って風呂入って夕食開始。

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朝からコンビニオニギリとかばっかりだったので、ホカホカ御飯が美味しい。
熱々の味噌汁も染み渡る。

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部屋に戻ったら日本酒会だ!
飯豊の道の駅で購入した住吉樽平、桜川と、ついさっき買ってきた〆張鶴と大洋盛 四合瓶を4本飲み比べ。

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余った日本酒をかけたお絵かき大会

御題①:ミッキーマウス

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御題②:デビルマン

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駄目だ、僕には特級呪物にしか見えない。
全員で会議した結果、試写会時にみんなで飲もうということに。
今日の大冒険の話が尽きないが急に眠気が襲ってきた。
店長「もう21時30分ですよ。明日は4時45分頃に起床です。明日も早いからもう寝ましょうか。じゃ、おやすみなさ~い」

つづく

日本海に辿り着いたワラガイ御一行様。
無事一息と言いたいところだが数時間後には相馬に戻る旅が始まる。
次回、最終章。来週も見てくれよな!

エネルギーが足りない。あと少しだけ足りない。
このままのパワーでは第4章をアップできない。
どうか僕に力を貸してほしい。ブログの拍手ボタン連打してワラガイの勇気メーターをMAXにしてください!
※連打する際は「ワラガイがんばえー、ワラガイがんばえー」と声出しでお願いします。


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