===ここから第二章です=====
==第一章は読みおわりましたか?===
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第二章『予定調和』
サンマート東根店に辿りついた瞬間、
伊藤さん『あ゛ぉ~~~』
と店の逆側へと駆け出す。
何事かとメンバーが伊藤さんを見守っていると
道路を挟んだ向こう側の畑の真ん中に佇む山羊とポニーと見詰め合っているではないか!
店長『い・・伊藤さん?』
(ちがう!)
口の位置が違う。これは田中邦衛だ。
店長『く・・邦衛さん?』
伊藤邦衛さん『る~るるるる、る~るるるる』
見詰め合う3匹。北海道での思い出を語り合っているのであろうか。
というやりとりを横目に
朝食購入の為に店に入っていくドライなメンバー達。
栄養ドリンクを補充して伊藤さんも通常に戻り、いざ出発。
ここまでのスケジュールは約10分遅れてるがパンク・トイレ休憩があったのを考えると一切問題ない!
県道50号線に入るまではヤマさんにフォローしてもらいながら進む。
そして問題の新規ルートに入った瞬間、違和感を感じるメンバー達。
そう、
目の前が雑草&砂利へと変わりつつあるのだ。
ついに来たか!この瞬間。
恐る恐る振り返るも、嬉々とした視線が痛い。
ヤマさん『ここからは道知らないけど、行けなそうだよね』
荒さん『ま~た、やりやがって♪』
ここからは別ルート登録しておいた最新型人型ナビゲーションシステムⅡコードネーム:スギハチを起動。しかし根本的にルートが違うようで
ナビ=スギハチ:[アナタノイッテルイミガワカリマセン]
と表示される。
・・・むむむ、他力本願もここまでのようだ。
いいでしょ。今まで何度同じようなことがあったか。
奥の手であるワラガイスーパーコンピュータによる3手先までのシミュレーションを繰り返す。
数名からは諦めて、
『トントンの丘経由でタマゴ舎に向かおう』とか、
『いい湯に2時間浸かろう』とか、
様々な意見を貰いながらも〈前回と同じコースを出来る限り避けたい〉という大前提を
覆さないよう導き出した答えが【4号線の歩道を超低速で処理する】
この選択は正解だったのか間違いだったのか、
県道や峠道など車通りが無い場所しかしらない僕達を待ち受けてたのは
国道4号線という車道には途切れることなく高速走行中の車と、
春になり成長してきた雑草と、砂利や段差が頻繁につづくという様々危険に満ち溢れた4号線歩道という現実であった。
パンクだけは回避する。
これのみを念頭に時速10km以下の超低速でちょっとした段差や砂利には耐えてくれることを祈りつつ進むこと約15分。
着いた!
無事に当初予定していた県道12号線に合流ができた。
タイムスケジュールではタマゴ舎まで後25分しかないが、
距離も6kmぐらいとこちらも問題無し。
荒武さん『店長、後どれくらいの距離なの?』
店長『あと6kmぐらいですよ~』
荒武さん『またまた~。騙してるべ』
店長『いやいや、本当にすぐですよ^^ とりあえず時間がおしてるので予定通り5班に別れて出発しましょう』
県道12号線。
Google地図で見る限り路肩が狭く集団走行したら車に超迷惑かかるだろうと、
3~4人編成で5班に別れ1分置きに出発する。
3kmくらい走行し残り3kmで到着かと思われたその時、
左手に大きな看板が出現。
店長ニュータイプに覚醒。
~----キュィーン---~
《くる!》




